こんにちは、週末パパコーチです。
今回は“ボールになかなか当たらないよ”“バッティングが苦手だよ”と思っている子どもでもヒットが打てるようになる“穴あきボール練習方法”についてお話ししていきます。
このような悩みの子どもは多いのではないでしょうか?
まず考えてほしいのが選んだ練習が苦手を克服するのに適した練習になっているかです。
例えば、素振りやティーバッティングはイメージしたスイングフォームを覚えたり、固めるのには向いています。バッティングセンターなどのマシン打ちはボールが飛んでくるリズムが早く一定なのでボールをたくさん打つ事を想定している初心者以上の人には適した練習です。
ボールになかなか当たらず、バッティングが苦手な子どもには実践を意識しながらできる練習を組んであげる事が上達への近道になります。この記事では2つのポイントに絞って解説していくのでぜひ一読してみてください。
未経験のパパ・ママや友達同士でもポイントを意識して出来るすごく簡単な練習ですよ。
苦手じゃなくて知らないだけ
バッティングが苦手な子どものほとんどはピッチャーが投げるボールとのタイミングの取り方を知らないだけです。
苦手を克服しようとバッティングセンターに行ったり、ティーバッテッイングをしたり色々な練習方法がありますがタイミングの取り方を習得するには人が投げるボールをたくさん打つ事がとても効果的です。
このように思う方も多いのではないでしょうか。私も息子やチームの子ども達に教える時に困っていました。
この悩みを解決してくれるのが穴あきボールを使った練習方法です。穴あきボールは本当に簡単お手軽で身になる練習方法です!
タイミングを覚える工夫をしよう
練習方法はシンプルです。8〜10mぐらいの距離から実際のピッチャーのように投球動作を作ってボールを投げてるだけです。
この時ピッチャーの投球動作はゆっくり大きく動いて手元が見やすいように投げてあげてください。ゆっくり大きく見やすく動く事で子どもは慌てず自分のタイミングボールを打つようにスイングします。最初はうまくあてられなくても合わせやすい投球動作を続ける事で子どもは自分のタイミングを見つけます。
タイミングの取り方は個人差が大きくコツを見つけなければ身につかない事なので子どもが自分の形を見つけやすいように上記のような工夫をして見てください。他にも手や足を動かしながらリズムよく打ってみるなど色々と試してみてください。
自分なりのタイミングの取り方は上手くなっていく為に大切な事なので自分の形が見つかるまで根気よく一緒に練習してあげてください。
まずは大きいボールで感覚をつかむ
この練習で使用する穴あきボールには数種類サイズがあるのですが、まずは中学生以上が使用するM球と同じほどの大きさの穴あきボールからスタートするのがオススメです。
ボールが大きければタイミングを合わせることに集中してスイングが少し雑になってもバットにあたるのでタイミングの合わせ方が合っているかが分かりやすいです。
慣れてきたら半分以下の大きさの小さな穴あきボールで練習するとあたる瞬間までボールを見る集中力が身につきさらにレベルアップできます。
ここまで出来るようになって新たな練習へ移っていくとバッティングの成長がとても速くなりますのでぜひ試してみてください。
まとめ
タイミングの取り方は基本でありながらこれと言った正解がない永遠に追求していく事なので、子どもたちが苦手意識を持たないように根気よく練習してあげてください。
私は小学生のうちはみんながエースで4番を目指して楽しく野球をすることが上手になる近道だと思います。バッティングが苦手な子どもが少しでも打つことが好きになるように根気よくこの練習をぜひ取り入れてみてください。
みなさんの参考になれば幸いです。
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