こんにちは、週末パパコーチです。
今回はバッティングの基本!手の使い方について2回に分けてお話していきます。
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バットを握る時のポイントは?スイング時に意識したい手首の角度?
”そんなの知ってるよ”と思う事ですが、意外と出来ていない子どもも多くとても大切で実際のコーチング時についつい見落とされがちだったので詳しく説明していきます。
すぐにでも出来る簡単な事なのでしっかりマスターしてみてください。
バットの握り方は2種類
まずは握りの種類について解説します。手の大きさやグリップエンドの形状にもより握り方は様々ありますが、基本的には大きく2種類の握り方があります。
指に巻きつける握り
手のひらで包む握り
次にそれぞれの握りのメリット・デメリットについてお話します。
【指に巻きつける握り】メリット・デメリット
“メリット”は小指、薬指、中指にしっかり力が入りボールの衝撃に負けにくい握りで、バットと手のズレが小さくバットコントロールがしやすい握りです。
また、打つ瞬間に力も入りやすいのでボールを強く叩けます。
“デメリット”は手が小さい子どもや握力が極端に弱い子はうまく握れないので安定しません。グリップエンドの形状が太すぎカウンターバランスやミドルバランスのバットには握り方のメリットを最大限活かしにくいと言えます。
【手のひらで包む握り】メリット・デメリット
“メリット”は手のひら全体で握るので手の小さな子どもでも力が入りやすい握りで、バットを握った事がない子どもでも違和感を感じにく、構えた時からスイングが終わるまで終始しっかり力が入る感覚がありボールを押すように打つのに向いている握りです。
バットのウエイトバランスはトップ・ミドル・カウンターどれでも扱いやすいです。
“デメリット”は力が入るので手首が固定され柔らかく使う事が難しくなります。
また、手に力が入ると体の特性上、脇が開きやすい構えになりやすくスイング時に極端なアッパースイングになりバットの軌道が不安定になります。
以上がバットの握り方の入門編です。
私の経験では小学・中学まではピッチャーのレベルも高くはなかったので“手のひらで包む握り”を実践していました。高校・大学からはピッチャーのレベルが上がったのでより繊細なコントロールがす必要になったので“指に巻きつける握り”を実践して対応できました。
結論としての個人的見解はまずは子どもがやりやすい方からで良いかなと思います。握り方を見直すタイミングは野球レベルが上がり自分のフォームを変化させていく必要があるなと感じるはずなので、些細な事でも良いので小さな頃から考える思考を育ててあげるのもコーチの大きな役割だと考えています。
ぜひ今後のコーチングに取り入れて見てください。
みなさんの参考になれば幸いです。
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